DOG

犬の診療

大切なワンちゃんと より長く健康な状態 過ごすために

犬は種類によって大きさや体質が大きく異なる動物で、それぞれ特有の疾患があったり、同じ病気でも症状や進行具合には個体差があります。なぐら動物病院では、個々の性格や生活環境なども配慮し、その子にあった適切な方法で診察や治療を行うように心がけています。

また、動物たちは「苦しい」「痛い」と言葉で伝えることはできないため、飼い主が気づいた時には重篤な状態になっている場合もあります。そのため、定期的に来院いただき健康診断を行ったり、避妊・去勢手術やワクチン接種といった予防医療に取り組むことが大切であると考えています。

犬の病気について

犬によく見られる病気については、「お知らせ・コラム」ページで紹介しているため、あわせてご確認ください。

COLUMN

お知らせ・コラム

避妊・去勢手術

犬は高齢になるほど、生殖器の病気を発症するリスクが高まります。避妊・去勢手術を行うことによって、生殖器系の病気はもちろん、発情によるストレスも予防することができます。
特に、オスの異所性睾丸は、高齢になってから腫瘍化するリスクが高いため、必ず手術を行いましょう。なお、繁殖を予定している場合は、繁殖の引退後、できる限り早い段階で手術することをおすすめします。
また、当院では、手術中の出血を少なくするため、高性能な電気メスや血管シーリングシステムを採用しています。本システムによって縫合糸を腹腔内に残さないように手術を行うことができ、縫合糸反応性肉芽腫の発生リスクを軽減することが可能です。

女の子の場合

メリット
  • 子宮や卵巣の病気を予防できる
  • 乳腺腫瘍の発症を抑制できる
  • 発情出血のストレスを軽減できる
  • 外陰部の腫れのストレスを
    軽減できる
デメリット
  • 代謝が低下する
  • 食欲が増して太りやすくなる
  • 子孫を残すことができなくなる

男の子の場合

メリット
  • 睾丸腫瘍や前立腺肥大を
    予防できる
  • 肛門周囲腺腫や会陰ヘルニアを
    予防できる
  • マーキング行為や尿臭を
    軽減できる
  • 発情によるストレスを
    軽減できる
  • 食欲のムラがなくなる
デメリット
  • 代謝が低下する
  • 食欲が増して太りやすくなる
  • 子孫を残すことができなくなる

手術時期

犬の種類や性別、生活環境などによって異なりますが、初回発情前である生後6〜10ヶ月頃に行うことをおすすめしています。適切な手術時期には個体差があるため、手術をご希望の飼い主様はお気軽に当院までご相談ください。

手術の流れ

STEP01
事前診察・手術の予約

全身の状態を確認するため、事前診察を受診ください。事前診察を行った上で手術のご予約をお取りください。

事前に精密検査が
必要な場合があります

高齢の子や持病持ちの子など、場合によっては事前に精密検査が必要となることがあります。また、諸事情で事前診察が難しい場合は、お電話にてご相談ください。

0561-39-1172
STEP02
手術前

手術当日の朝は、絶食絶飲の状態でペットをお連れください。午前中に体調の確認と血液検査を行い、異常がなければ手術を開始します。

STEP03
手術中

手術中は、静脈点滴・気道確保・人工呼吸器の設置・麻酔モニターにより、麻酔濃度や酸素飽和度、心電図等で動物の状態を丁寧に確認します。また、手術中の痛みのコントロールを丁寧に行うことで麻酔量を軽減し、麻酔によるリスクの軽減を行っております。電気メスや血管シーリングシステムを使用することで、出血が少なく短時間で手術を行うことが可能です。

吸収糸での手術にも
対応しています

別途料金で、抜糸の必要がない吸収糸を使用した手術を行うことも可能です。吸収糸を使用することで、糸が体外に出ることがなく、術後にペットが傷口を気にしにくくなります。

STEP04
手術後

手術後は、麻酔による覚醒状態を観察して問題がないことを獣医師が確認し、痛み止めを投与した上で、ペットを安静な状態でお預かりします。
基本的には、手術当日の18時以降にお迎えいただきますが、ご自宅に同居ペットがいる場合や、術後の体調管理が不安な場合は、当院で1泊していただきます。

混合ワクチンの接種

一般的には、生後6週間が経過した後に初回のワクチンを接種し、その後3〜4週間おきに2回の頻度でワクチンを接種します。特に、母犬からの移行抗体がなくなる生後14週間が経過した後に3回目を接種できるよう、スケジュールを立て、その後は1年に1回の頻度で接種しましょう。
また、接種するワクチンの種類は、ペットの生活環境や体質などを考慮してご提案します。
近年、レプトスピラ感染症が全国で増加し、近隣の大型公園でも感染が見つかっていますので、8種や10種ワクチンをお勧めします。

ワクチンで予防できる
病気

  • 犬ジステンパー

    犬伝染性肝炎

    犬伝染性咽頭気管炎

    犬パラインフルエンザ

  • 犬パルボウイルス感染症

    犬レプトスピラ感染症

    犬コロナウイルス感染症

ワクチン接種の注意点

ワクチンの接種によって、稀にアレルギー反応を起こす場合があります。ワクチンの接種後に顔や注射部位が腫れたり、嘔吐、発熱がある場合は、すぐにご連絡ください。
また、アレルギー反応はワクチン接種後30分〜半日以内に発生する場合が多く、万一動物たちの体調に異常が生じた際に獣医師が対応できるよう、午前中に接種することをおすすめします。
特に、初めてワクチンを接種する場合や2回目の接種の場合は、早めの時間に受診ください。

フィラリアの予防

フィラリアの幼虫を持つ蚊に吸血されることで、フィラリア症に感染します。感染後、体内に侵入したフィラリア(糸状虫)の幼虫が成虫に育ち、心臓や肺の血管に寄生することで、動物たちの元気がなくなったり咳が出る、呼吸困難などの身体に様々な症状が生じ、最悪の場合命に関わる危険性も出てきます。
蚊に刺されないよう対策することは難しいものの、フィラリアの幼虫を駆除する薬を投与することでフィラリア感染症を予防することが可能です。予防薬には、経口タイプや皮膚に薬液を垂らすスポットタイプなど様々な種類をご用意しておりますので、その子にあったお薬をお選びいただけます。

ノミ・ダニの予防

ノミ・ダニは草むらに潜んでおり、散歩時にノミ・ダニに寄生され、発疹やアレルギーなどの皮膚疾患が現れるだけでなく、赤血球寄生虫の感染による貧血・発熱なども引き起こすおそれがあります。また、重症化することで死に至る場合もあるため、定期的に駆除薬を投与して予防することが重要です。
近年では、ダニの媒介によって「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」ウイルスに感染し、犬や猫死亡したり、感染した動物から人が感染し死亡する例もあり、人畜共通感染症として注意喚起されています。室内飼育であっても、お庭や人の服から家の中にウイルスを持ち込むこともあるため、全ての猫が通年予防することをおすすめしています。

予防応援プログラムで
入院費が半額になります

混合ワクチンの接種やフィラリア、ノミ・ダニの予防を当院で1年間行った子は、病気やケガによる入院の際、入院費が半額(治療費は除く)となります。
なお、本プログラムはワクチン接種や予防薬の購入の際に自動的に適応されます。詳しい内容はご来院時またはお電話よりお問い合わせください。

マイクロチップ

マイクロチップはペットが迷子になった時や災害時にはぐれてしまった時に、ご家族と結びつけることができる重要なものです。マイクロチップに登録された個体識別番号を読み込むことによって、ご家族の連絡先を特定することができます。
マイクロチップ装着の義務化に伴い、子犬の購入時にすでに装着している場合が多いですが、保護犬や保護猫など装着していない子の場合は、お早めに装着することをおすすめします。