

掲載日:2010/09/04
最近、ご来院された新しいお友達をご紹介します♪





掲載日:2010/08/06
最近ご来院された、新しいお友達をご紹介♪




掲載日:2010/08/02
高齢の雌うさぎでは、意外と多い子宮の病気。避妊をしているうさぎが少ないため、中高齢になると、子宮疾患を患ってしまうことが多いようです。子宮疾患で来院された雌うさぎのほとんどが、血尿を主訴に来院される場合が多く、と同時に乳腺が張っているなどで、ご来院されます。本人(うさぎ)はいたって元気で、食欲の低下や全身状態の悪化は見られないことが多いため、しばらくご自宅で様子を見てしまう方も多く、来院された時にはすでに病気が進行している場合がたびたび見られます。うさぎの子宮疾患は、子宮内膜過形成、子宮水腫、子宮腺癌、子宮蓄膿症などが多くみられます。
治療は外科的に子宮卵巣を摘出します。状態が悪く、貧血が著しい場合は、手術は非常に厳しく耐えられません。早期に発見し、治療をすれば、予後は良好な場合が多いですので、異常が見られましたら、すぐに病院で診察を受けましょう。また、避妊をすることで病気の予防になります。
手術前のなぎさちゃん (8才)

見た目では、病気であるように見えません。 腹部超音波画像 腹腔内の腫瘤
手術後のなぎさちゃん

病因は、子宮腺癌でした。
軽度の腹水貯留と他臓器との癒着がありました。
高齢で心配しましたが、無事に手術を終え、元気に退院していきました。
獣医師 名倉美智子
掲載日:2010/07/04
最近ご来院された新しいお友達をご紹介します♪




掲載日:2010/06/26
今回は、最近とても多く見られた疾患の椎間板ヘルニアについてのお話をしたいと思います。
椎間板は、脊椎の椎体と椎体の間にあり、脊椎に外力が加わった時に衝撃吸収するクッションのような機能をしています。その椎間板が加齢等により変性したり、強い外力が加わったりすると、脊柱管にある脊髄に椎間板が突出・逸脱し、脊髄が圧迫され、椎間板ヘルニアを起こします。また脊椎の変形や腫瘍などの圧迫によって発症することもあります。特にダックスフントやペキニーズなどは、椎間板が変性しやすく、若齢でも発症してしまうことがあります。発症部位は胸腰部に多く発症しますが、頸部に発症することもあります。
症状は様々で、軽度の場合(グレード1)は、歩行、起立は可能で、ヘルニアを発症した部位を触ると痛がったり、動きたがらなくなります。中等度の場合(グレード2~3)は、起立はできますが、歩くとふらつきが見られます。ヘルニアを起こした部位から下部の神経系に障害が出るため、腰部に起こった場合は、前足は正常で、後足に麻痺がでます。重度の場合(グレード4)は、起立不可能、歩行不可能となり、自分で足を動かすことができなくなります。特に重症の場合(グレード5)は、深部痛覚がなくなり、麻痺した足を強く挟んでも痛みを感じなくなります。また排尿障害(自分で排尿ができなくなる)も見られます。
**脊髄軟化症について**
重度の脊髄損傷を受けた子のうち、3~6%の割合で、障害を受けた脊髄が軟化(融解壊死)してしまう脊髄軟化症を起こすことがあります。軟化は進行性に上行、下行して広がり、回復不可能で、数日のうちに呼吸不全を起こして亡くなってしまいます。残念ながら、脊髄軟化症の治療法はありません。重度の損傷を受けた場合は、脊髄軟化症の可能性があることも、考えておかなければなりません。
脊髄の損傷されている部位の診断は、神経学的検査、レントゲンによる脊髄造影検査、CT検査、MRI検査で行います。全身麻酔をかけ、脊髄の周りに造影剤を入れ、脊髄の圧迫されている部分を見つけます。腫瘍を疑う症例や、急速に重度の前肢後肢麻痺が起きてきた症例については、CT検査やMRI検査が望ましいです。

脊髄造影検査 矢印が病変部(白く映し出されている造影剤が途中で途切れています。)
治療は、軽度の場合は内科療法と運動制限で様子を見ます。重度の場合は、早急に手術が必要です。脊髄が損傷している状態ですので、早急に脊髄の圧迫を解消してあげることが重要です。ただし、グレード5の発症から48時間以上経過している場合は、手術をしても回復が見込めないため、手術をするかなど今後のことを、飼い主さまとよく相談させていただくことになります。
手術はさまざまな方法がありますが、当院では主に片側椎弓切除術を行っています。この方法では、逸脱した椎間板物質を除去しやすく、十分に脊髄の圧迫を解除することができます。椎間板の突出した部位の側面の椎弓を切除(脊椎の側面を削る)し、脊柱管(脊髄)を露出し、椎間板物質を除去、減圧します。
術後の回復は、脊髄の損傷の程度や手術開始までの時間などで大きく変わってきます。麻痺がひどく、排尿障害がみられた場合は、回復に時間がかかったり、後遺症が残ったりする場合があります。一般に後肢の痛覚が完全になくなってから(グレード5)、24時間以内に手術が行えないと、回復率は25%以下とされています。発症してしまったら、様子を見たりせず、とにかく早急に病院へ行き、治療を開始しましょう。
<ジャック君> グレード4
来院時は多少、後肢を動かせましたが、2~3時間後には全く動かせなくなってしまいました。
術後の経過はとても良かったです。

手術直後 手術後10日目
<ぺロちゃん> 来院時グレード4 排尿障害あり
術後2週間くらいまで自力で排尿ができませんでした。

手術前 手術後3カ月頃
<コースケ君(グレード4)と マロ君(グレード5)>
同じお家の2頭、相次いでヘルニアになってしまいました。
マロ君の症状は重度で、退院時まで排尿障害があり、
後肢を動かせるようになるまでに、かなり時間がかかりました。
約1年経過後の2頭です。マロ君は膝関節も悪く足の変形があるため、
多少歩行に もたつきがありますが、元気にご来院されました。

<チィーちゃん> グレード4
もう3年位前に手術したチィちゃん。
発症から手術までに時間が経過してしまったため、とても心配でした。
先日、久しぶりに元気にご来院されました。

やっぱり、ミニチュアダックスが多いですね。
獣医師 名倉美智子
掲載日:2010/05/04
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掲載日:2010/04/05
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